住職挨拶 2019年
令和元年が始まって2ケ月経ちましたが、7月は当寺の永代経法座と『ぶらり街かどコンサート』があってバタバタの1ケ月でした。そのためだけではないでしょうが、眩暈を起こして倒れかけるなど体調管理に手落ちの見られた月でした。8月に入るとすぐに盂蘭盆会が始まり、1週間連続のお宅参りが始まります。7月以上に体調の管理をしっかりとしなければなりません。盆参りが始まると朝早くから出ますので、『独り言』を書く余裕があるかどうか分かりません。可能な限り書くつもりですが、ダメだったときにはご容赦を・・・。
「21世紀は車が空を飛び、ロボットが活躍し、国境は消えて地球は一つになる」ような話が次々と生まれた20世紀が終わって既に20年近く経つ現在でも相変わらず世界のどこかで戦争が起り、日本でも馬鹿な国会議員が「北方領土はロシアが奪ったものだから、戦争で取り返せ」と叫び、それを糾弾されても「言論の自由だ」と言って、頑として辞職しない。閣僚もそんな人物を辞めさせないどころか自分の身に火の粉が降りかからないように虚言や証拠隠滅を計り、気にくわない質問をする記者は排除する・・・。まぁ、つまらない6月でしたが、そんなことをすべて洗い流して青空のもとにスタートしてほしい7月です。
(でも、猛暑・酷暑は遠慮しますが)
《令和》に込められた「人々が仲良くする素晴らしい世界になるように」という気持ちが川崎市の19名殺傷事件によって壊されましたが、その前の飛んでもない発言と行動と「絶対に辞任しない」という頑迷な態度を持った国会議員の存在に、こうなるかもしれないという予感もありました。悲しいことですが・・・。
今年の5月は異常気象の幕開けで、北海道で39.5度を記録したかと思えば、日野水系では既に節水制限が出ています。いよいよ梅雨の季節になりますが、適当な気温と降水量が望まれる今年の夏です。
いよいよ令和がスタートしましたが、この元号は『万葉集』から取られたものです。『万葉集』時代に日本にあった文字は文字は中国から入ってきた漢字だけだったのでその読み方や意味を使って漢字だけで表記したのであり、それを《万葉仮名》と称しています。しかし、「令」には「指し示す」という意味もあるために「命令の令」と受け取られ、「令和は戦前に逆戻りか」とも言われました。
『万葉集』時代は山上憶良に《貧窮問答歌》があるように貴族と平民との間には大きな格差(それが最も大きくなったのが平安時代)があったので、それを暗に含めたとすれば、令和の時代は一体どうなるのか不安にもなりますよね。
平成もこの4月で終わります。1日には新元号が発表されますが、これを書いている時間にはまだ発表がありません。ですから、楽しみのような不安のような・・・。もっとも、元号が変わったからといって何が変化することもないのですが、少なくとも今上天皇が『平成天皇』になられることだけは確かであり、私の時代に起った《ミッチーブーム》が「過去の出来事」になったのです。その意味では、1ケ月後には「時代の大きなうねりが来る」と言えるのかもしれませんね。とにかく、これで今年の10代ニュースのトップが決まったも同然でしょう。消費増税に加えて「安倍総理の4選」というへんな噂もあって不安な事柄が重なっている時代になる嫌な予感もしていますが・・・。 
国会では相変わらず与野党の《綱引き》が盛んですが、運動会をしているつもりなのでしょうかねぇ。
ところで、3月は年度末ですので、各組織ではまとめと次期に向けての準備で多忙の日々です。鳥取鳥取因幡組の仏教婦人会でも2月は当寺を会場にして研修会が持たれ、90名近い人が集まりました。さすがに耐震工事を済ませているので「床が抜けないか」と心配することはなくなりましたが、昨今は正座でなくて椅子の時代です。そのために1.5倍近いスペースが必要になりますので、その方が心配でした。それでも無事に研修会が終わり、次は鳥取鳥取因幡組の31年度の方針を決める「因幡組代表者会」です。これは参加人数が15人前後ですから安心していますがね。
さぁ、新年度を迎えるために《ハチマキ》を捲きましょうか。
年が改まったとたんに韓国問題に加えて国会の方でもドタバタ騒ぎ。けれども、国会討論ではあいも変わらず「謝罪だけすればいいでしょう」的な答弁ばかり。もういい加減にしてほしい為政者の態度ですね。
ところで、1月は大雪注意報が出ていたにもかかわらず市内は積雪0㎝。と言うよりも、降雪なし。智頭や若桜は20㎝オーバーということでしたが、果たしてこれでいいのかは夏になってみて分かること。でも、如月になってこれでは、きっと今年も桜が早いでしょうね。
いよいよ今年の4月で平成も終りを迎えますが、その名の意図が殆どと言っていいほど叶えられなかった30年間のように思えます。「せめて今年1年だけでも」とは言いませんが、残された4ケ月だけでも「平成」の名のとおりの平穏な国内外になったほしいものです。新年にあたって願うことはその一つに尽きますね。
今年もできる限りこの欄を続けていきますので、よろしくご愛読ください。
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